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第一回 真ん中
​~直球植物~

2024年7月6日(土) 7日(日)


「すいとぴあ江南」という誰も知らない会場で開催された

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初日 開宴前行列

初日 開宴前行列    238名

初日 来宴者数  2,150名

2日目 開宴前行列    100名

2日目 来宴者数   830名

合計 来宴者数  2,980名

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出店社によるホントの宴

初日終了後、出店社の親睦を深める為総勢60名の大宴会が行われた。

​みんなニコニコ、2日目への活力となった。

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​ミステリーツアー

初日、二日目と各回5社のお店を回り、販売品の紹介、栽培方法、お値打ち商品を競売やじゃんけんなどでGet出来るミステリーツアー!!

​各回約20名の参加者で賑わった。

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朝市

2日目の開宴前、朝7:00から開催の朝市。8社の出店社が各社10点のお値打ち商品を持ち寄り、競売、じゃんけんによりお宝をGet!!約30名の参加者で朝から大騒ぎ。

出店社 一覧

​総出店者数 45社

​<順不同>

ヒーローズピッチャープランツ

太陽園芸

東海食虫植物愛好会

クロスワークス(株)

園芸王国パスタイム

仲里園芸

HaL plants

日本パリダリウム愛好会

THE VERDANT CITY 園芸部

関西食虫植物愛好会

(株)東京オーキット・ナーセリー

伊藤蟻植物農園

妄草堂

ISHIIPLANTSNURSERY

B-The-U

やまはる園芸

WRCプラントクラブ

たーにっく

The GAKI

ナーセリーイデ

グラスラ~grandslam~

うたかた

CA.g@rden

日本食虫植物愛好会

Babyleaf plants

池田製作所

カクタス レイズ

Ruchia

松本洋ラン園

(株)名東水園リミックス

TORIHADA PLANTS

Plant’s Work

長久園

BACK PLAIN PLANTS

水曜日の植物

BANRI PLANTS

森巣鬱林堂

minor phyto!

HALKA SUCCULENT

Urban Jungle

魅惑の塊根屋

Smokey Wood

グリーンディズ

BLUEOCEAN

関宿ミルクピッチャー

​ど真ん中宴ギャラリー

ど真ん中宴~直球植物~

宴会するのも楽じゃない

 

プロローグ

 オーキッド&ボタニカルが初めて名古屋で開かれたのが、令和5年12月23日(土)、24日(日)。冬のと謳っていますが‘クリスマスの’、が正しい時期。東海食虫植物愛好会例会なども織り交ぜて、多くのお客さんにも恵まれて無事終了することができました。ささやかな宴の時、次は江南でやれないかのお話がでました。心当たりもあるので情報提供しますと約束してその場を離れます。

 ジングルベルからお正月へと目まぐるしく時が流れる中、木曽川沿いに建つ「すいとぴあ江南」を訪れます。フロントで金土日完全に空いている日を聞いてみると、なんと7月、それも七夕の日、次が8月終わり。7月は、梅雨の末期で雨が心配、8月は台風が心配、と心配が重なりましたが早いほうを予約。大みそかに会場の内覧お願いしたりバタバタと新年、迎えます。

 

 年が明けると出店者様の募集。これまで培ってきた人脈をもとに案内するとアレヨアレヨで参加希望で予約が入ります。ブース配置の簡単な図面が埋まっていきます。もう満杯の案内出しますが、終わりません。予定になかった2階の研修室も2部屋予約です。慌てて図面を引き直し、もう入りませんと案内しやっと収束。これで約40社、目標の5割増しとなりました。それでも、もう1つお願いの個人メールが入ったりで、あっちにやったりこっちに移動したり、これ以上動かせない44ブースが決まりました。

 ブースの配置も大変で、同系の植物を集めたり離したり。最終的に実行委員会を開いて、内容確認して決定、出店者に発表です。

 

 名前?名前はいつ決まったんだ、「ど真ん中宴~直球植物~」。宴、宴と呼ばれる会の名前がいつの間にか決まっていました。たちまちフライヤー完成。やばい、開催時間違ってる。エラーカードはプレミアム物?

 

 「すいとぴあ江南」は宿泊施設も持っているため、ほぼ全館予約です。近隣の宿も押えます。部屋代、ブース代の計算、集金が始まります。複雑怪奇な作業は滞りなく進み、安堵します。お客様を飽きさせないようプチツアー企画。眠い目をこすっての朝市企画。イベントを取り入れながら、宴の時間の流れに凸凹付けていきます。会場づくりからお客様の誘導、といった運営スタッフの確保やら、次々起きる課題に対処しながら、これで動くはず、となったのが開宴の前月だとさ。半年の突貫作業、果たして宴は開けるか。

 

会場準備

 令和6年7月4日(木)午後6時。

 一部スタッフは前々日集合。実行委員長いない。駐車場の対応と朝の行列をどうするかのかが思案中。約150台の駐車場は完備されているものの、一般市民も利用しており、宴でのコントロールは困難です。河川敷の駐車場の利用も含め誘導員を配置することとします。行列は、並ぶ数もわからないため三角コーンを借りることに。

 

 令和6年7月5日(金)午前6時30分

 準備の日。スタッフ集合。

 実行委員と応援スタッフ総勢13名が集合。会場は絨毯敷きなので汚れないようシートで養生します。今回はびっしり敷きました。研修室は机やいすを運び出し養生です。小研修室で作業の目揃いをしたあと多目的ホール、2階研修室へと人が散ります。手慣れているので、てきぱきと進みます。ブースの位置を示すテープを貼って、机といすを必要な分だけ置いていきます。一番大きな多目的ホールはさすがに時間がかかります。それでも10時には机いすの配備まで終了です。

 早速、ブースへ植物の搬入、展示が始まります。搬入に車が集中しないよう時間を指定させていただきました。その最初が午前11時。ここからが本格的な搬入です。心配事は2階の研修室AとB。エレベーターが小さく、搬入口からも遠いためスムーズな搬入ができるか心配でした。専用の台車を作っていただいたり、スタッフが協力するなどしてスムースな搬入ができたと思います。

 養生作業も落ち着いたころ、翌朝、並んでいただけるよう三角コーンを配置します。暑い。壁際に沿ってコーンを置き、虎ロープでつなぎます。約100m。これくらいかな?

 午後6時。作業完了。無事各部屋の鍵を閉じることができました。

 

 令和6年7月6日(土)

 初日。寝ていられない。朝、5時にすいとぴあ江南に行きます。いつもと変わらぬ姿。犬を散布する人、サイクリングを楽しむ人がちらほら。会場前も誰もいません。一旦帰ります。

 6時20分。集合時間。3人並らんでる。7時より当日搬入のブースがあるのでその受け入れです。8時を過ぎるころから徐々に人が集まってきます。車の中で待っていた方も大勢いたようです。

 8時、全体朝礼。実行委員長挨拶から自己紹介、注意事項の伝達です。最も懸念した駐車場は、河川敷の駐車スペースに誘導することに。出店者の車も河川敷にいどうしていただき、お客様のスペースを広げます。懇親会の時間、朝市の準備、閉館時間、業務的な話は終わります。そして、一同の団結と宴の盛況を祈念して「エイエイオー」。ど真ん中宴始まりです。

 心配した雨が降ることはなく、木曽川の増水も杞憂に終わり、晴れやかに宴を迎えることができました。わけでなく朝から30度を越える気温、直射日光。朝礼の時点で建物角まで並んだ列は二重、三重に並び直してもらいます。8時50分、55分、隙間からのぞくと列はさらに伸びていきます。小走りに列に並ぶ姿も。58分、外にでます。59分実行委員会長による挨拶と開宴宣言。戸が開き順に会場内に人が流れ込みます。入り口では、入場を確認するリストバンドとブース配置図を配ります。リストバンドは100枚の束が4つ無くなっていました。

 エントランスホールでは、どこへ行こうか考える方もみえました。情報を流すのはなんと難しいことか。やがてメイン会場の多目的ホールへ、2階へ、そして小研修室へとの人の流れが決まったようです。来場者も引き続きたくさんおこしになり、会場は歩くのが困難になりつつあります。

 2階は天井が焼けているためか、1階より気温が高く、ブラインドの隙間から差し込む直射日光がますます気温を上げたようです。植物を高くから吊るディスプレイもあって空気の流れも滞りがちとなり、暑さが冷房能力を越え、窓を開けて対応することになりました。想定外で、お詫びするばかり。

 10時、会場いっぱいで歩けない、11時、いっぱいで歩けない、人が減りません。やっと歩けるようになって会場へ。まずはフロントへ。トラブルないか確認に行きます。フロントへは駐車場に入れない苦情が寄せられています。横で聞いてしまった。ランチに入れないおば様多数かも。フロントからは車の列が見えます。花好き以外には晴天の霹靂でしょう。

 お昼前には動けないほどではなくなりました。灼熱の2階も落ち着いていました。3時ごろまではこの人口密度で、その後少しずつ減り、5時にはまばらとなりました。

 まず、この5時までが脅威。出店された方々の意見は人が引かないということ。高額商品が取引されたこと。岐阜県との県境、木曽川の河辺、公共交通機関も無い会場にわざわざ2000人もの人が集まったのです。皆さんがわざわざ来るお目当てがあったはず。そしてそれを購入できたはず。しっかりお店の売り上げにつながったようです。

 15時。ミステリーツアーが始まります。初日は1階を回ります。

 植物を愛される方も嗜好があって、やはり興味のあるブースに入り浸る傾向があると思います。お客様にいろいろな植物の魅力を知ってもらおうかと、今回の参加ブースの各種見繕っていくつかをめぐってもらい、新しい世界を切り開いてもらおうという企画です。事前予約制にしたのですが中々清算に見えない。それでも開始前には皆様集まってもらい、会費をいただき缶バッチ付けてツアースタートです。

 各ブースには、推しの植物を選んでもらい、その魅力や栽培方法など簡単な説明をお願いしました。もう1つお願いしたお値打ち価格も大体実現したようで、みなさんお得にお買い上げいただけたのではないでしょうか。約1時間半の旅でした。

 17時30分、朝市用の植物が小研修室に運ばれます。

 18時閉場。お客様も大方引いていたので混乱もなく1日目終了です。

 18時30分、懇親会場に向けてマイクロバスが出発します。2台のマイクロ+αで総勢60人の懇親会が始まります。

 朝早くからたくさんのお客さんが訪れて、皆さん晴れやかです。食事もおいしい。皆さん楽しそうです。お通夜のような懇親会になったらどうしよう、と心配し続けましたが、努力が実った懇親会でした。宴会するのも楽じゃない。

 

令和6年7月7日(日)

 ちょっと心に余裕が。

 朝市です。6時半、フロントに人がいない。エントランスの鍵を開けて入ります。養生して机の上に植物を並べます。背後には台車に積まれた朝市用の植物が控えています。一回、参加者に見てもらえばよかったかな。

 7時、開場。参加者は参加費をいただき缶バッチを付けていただきます。

 朝市の説明をするため、最初の荷物を並べ、発句。ここまでが説明です。手が上がらないので、さっそと荷物を下げて次の人へ。ちょくちょく手が上がります。最初の値段で、複数希望者があればじゃんけんしてお渡しする人、オークション方式(せり上げ)でお渡しする方がありましたが、いずれも1社10分なので、時間配分考えながらに出ししていただけたと思います。焦る気持ちが価格に反映していた気もしますが。

 宴が始まる9時より前に朝市は終わり、開場までは歓談タイム。列は、前日ほどではありませんが建物の角まではできています。二重にまではいかなかったようです。9時、開場。入場いただきます。

 やはり午前中は人でいっぱい。初日ほどではありませんが、多数のお客様がお買い物を楽しんでいます。

 13時、第2回ミステリーツアー。今回は2階です。室温は下がりスムースに実施できました。

15時、宴無事終了です。前日に引き続き閉幕間際はお客さんが見えません。十分満足されたのか、逆なのか、はたまたひたすら暑かったのか。

 

17時、撤収完了。養生をはがし、机いすを並べ直し、すいとぴあ江南に最後の多目的ホールの確認を受け、鍵を返してすべて終わりました。今晩は、実行委員、実行部隊で懇親会が名古屋で繰り広げられます。私は協力いただいた東海食虫植物愛好会メンバーと近くで夕食。ウナギは準備に時間がかかるのでゆっくり話ができました。食虫イベントは続きます。京都、浜松、大阪、東京そして兵庫フラワーセンターの祭り。12月は冬のオーキッド&ボタニカル。再び連合が組めるのか。終わり無く宴が続くことを夢見て。

 

体もたんがな。

 

 

次回予告 令和7年7月5日(土)、6日(日)

名古屋市「吹上ホール」第1ファッション展示場

利便性向上、面積拡大、きっと出展ブース多数。パワーアップした‘ど真ん中宴vol.2’ご期待ください。

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